アリビラに泊まって2倍楽しむ!グランドメルキュール相互利用サービスの実体験レビュー【2025年9月】

2024年7月20日から、ホテル日航アリビラとグランドメルキュール沖縄残波岬リゾートの相互利用サービスがスタートしました。両ホテルが連携して、2つのリゾートホテルのプール・ビーチ・朝食を、なんと追加料金なしで楽しむことができます。一度の滞在で2つのホテルを満喫できて、旅行の満足度がぐっと上がるこの「相互利用サービス」を、アリビラ宿泊者の目線からレビューします。
#PR
目次
最大7,000円相当!グランドメルキュールのプールのビジター利用がタダ
グランドメルキュールのプールはビジター利用の場合、夏は大人1人7,000円もします。これが相互利用サービスのおかげで追加料金タダに。流れるプールや子供用・大人用プール、本格的なスライダーも滑り放題で大充実。


このメルキュールのプール。ホテルプールとは思えないほど充実しています。運悪く私が行った日は設備故障のためメインプールと子供用のわらばープールが利用不可でしたが、そのぶん大人用のゆくるプールが全年齢解放されていました。うちの娘広い階段状のゆくるプールを気に入って「むしろラッキー」と喜んでいました。

流れるプール・てぃんがーらプールは全128mと大満足できる長さ!私達は浮き輪を持参し、プールエリアの更衣室近くにあった無料空気入れを利用しましたが、手ぶらでもプールサイドにある薄紫(メルキュールカラー)の巨大浮き輪を自由に使って流されることができます。パラソルとデッキチェアも無料。数が多く、回転も早くて使えないことはなさそうです。


残念ながらメンテナンス中だったメインプールと子供用プール。
適度な広さで小さいお子さんを遊ばせるのに良さそうですね。


階段状に深くなっているプール。一番浅いところは膝下の水位でした。このゆくるプールのあるエリアのみカバナがあって、そちらは有料の予約制です。

ウォータースライダーは2種類。低い方は小学校低学年でも楽しめます。そして最大の売りのウルトラブーメラン!
大きな浮き輪に乗ってダイナミックに滑走。都内のプールと違って数人しか並んでいないし、何度滑っても無料。ウォータースライダーってどこのプールも結構行列ですよね。これがアリビラ宿泊者も無料って本当にすごい特典です。


さらに、プールサイドバーでソフトドリンクも無料でいただくことができます。入って右がドリンクスペース、左が軽食を購入した人専用のイートインスペースです。
(しっかりタオルで拭いた上で)水着で入れて水分補給できて、エアコンの効いたスペースで休憩できるのは助かりました。私は暑さでちょっとやられたため、こちらで1時間休んで復活しました。もう、回復の泉クラスのパワースポットです。
このプールサイドバーの利用にはひとつ注意点があります。15時以降に陳列される、ビールやスパークリングワイン、お菓子類はメルキュール宿泊者専用。ビジターとして利用しているアリビラ宿泊者はソフトドリンクのみです。リストバンドの色で区別されるのでご注意ください。また、宿泊者はプール内でタオルを借りられますが相互利用の場合、受付時に渡される1人1枚のみです。追加の場合は300円/枚らしいです。
とはいえ、アリビラに泊まるだけで、この大充実のメルキュールのプールを楽しめるのはとてもお得です。プールだけで1日遊び倒せるほど満足しました。
磯遊びが楽める残波ビーチ

プールバーの前を通った先にはホテル敷地外に出る扉があります。その扉を出て、横断歩道を渡ると残波ビーチ!こちらもアリビラ前のニライビーチと同様に、透明度が高く穏やかなビーチです。しかし比べるとこちらは比較的平らな岩場が広がっていて、磯遊びがしやすいのが特徴。

干潮時間に合わせて行けば、子どもと一緒に小さな魚やカニを探したり、岩陰に隠れる生き物を見つけたりと、自然の遊び場そのもの。青い小さなお魚やナマコはすぐ見つかりますが、よくよく見ればウニ?やタコ?など自然の生き物も見つかります。網とミニ水槽を持参すれば親も夢中になって遊んでしまいます。ビーチに向かって左側の岩場がおすすめです。ただしここは遊泳エリアではないので、誰かが深いところに行くと、ライフセーバーの方が注意していました。

プールとは違い、こちらのビーチパラソルとチェアは有料(2,600円)です。ビーチにはまったく日陰がありませんのでしっかりと日焼け対策をし、疲れたらビーチハウスのテラスで涼むのがおすすめです。こちらは完全に日陰となっていて比較的涼しく、軽食や自販機で飲み物を買って休むことができます。トイレや有料コインロッカー、有料シャワーもあります。また、ここにも無料の空気入れがありました。アリビラとメルキュールはどこに行っても空気入れには困りませんね。

ビーチアクティビティのうち、アリビラとの相互利用の対象は「ウォーターアスレチック」「スタンドアップパドルボート」「カヌー」の3つ。ビジター料金より少し安くなります。我が家のお目当てはウォーターアスレチック。ビーチハウスの券売機で「アリビラご宿泊者様」のキーを押してチケットを購入します。大人2,000円、5歳〜小学生1,500円。ライフジャケットレンタル込み、入換時間入れて50分の料金です。各種キャッシュレス決済対応だったのでスマホひとつ持っていれば大丈夫でした。注意点として、干潮時間は休止となることと、マリンシューズを忘れず持参すること。
大人の目線だと大したことないアスレチックですが、海上なので意外に揺れることに加え、その性質上どうしても砂があるためアスレチック上で転んだり手をついたりすると痛いし、奥の方で落ちると身長150cmのうちの娘でも足が付かないほど海が深くてイマイチだったそうです。(その割には、ゲラゲラ笑って走っていたような?)
同じ沖縄の海でも雰囲気や楽しみ方が全然違いました。特にファミリーの場合、メルキュールに来る時は干潮時間を調べてその時間は残波ビーチにあてるのがおすすめです。

メルキュールに帰る時は、出てきた扉は(メルキュールのルームキーがなくて開けられないので)左手の脇道から入って戻るのが正だそうです。海水と砂を落とすための温水シャワーが近くにあるので、全身流してからプールエリアに戻れます。
ル・サンソリエルの朝食でスパークリングと充実デザート

グランドメルキュール沖縄残波岬リゾートの朝食レストラン「ル・サンソリエル」も、相互利用で楽しめます。アリビラを朝食付きで予約していれば、メルキュールの朝食に振り替えられるのです。行く前にアリビラのフロントで手続きをしてもらうと、どうもシステム上で部屋番号が連携されるようです。
アリビラとメルキュール間の無料シャトルバスは14時以降しか設定がないため、レンタカーで向かいました。(車で5分)
無料駐車場にとめ、エントランスから入ってこの正面の階段を登ると「ル・サンソリエル」です。ついたら手前の受付機にアリビラの客室番号を入力すればOK。もともと会場が広いので、待ち組数が多く見えても意外と早く順番が来ます。

こちらの朝食では、なんと朝からスパークリングワインが楽しめます。 最初「行くの面倒だからアリビラ内のレストランでいいよ」と言っていた夫が、ワインがあると知っていそいそと注ぎに行っていました。それもお冷グラスになみなみと。
朝からお酒、というのは金額以上の贅沢さがありますよね。どのみちお酒飲めない私が帰りの運転することが確定です。

普段の朝食ビュッフェでは食べたいものを取るのですが、メルキュールの朝食は種類が多すぎて「どうしても食べてみたいものだけ厳選して取る」方式を採用しました。 補充も頻繁にされ、思った以上に豪華な印象。

ル・サンソリエルはとにかく広いレストラン。会場のそとまでソファとテーブルが並んでおり、天井が高くて開放感があります。
私はサラダと海鮮丼をメインにしつつ、充実のデザートコーナーから塩キャラメルマフィン・ドーナツ・パンプティング・ゼリー・ソフトクリームを別腹に収納。

連泊中にアリビラとメルキュール両方の朝食を利用すれば、違う雰囲気とメニューを楽しめて良いですね。朝食ビュッフェの満足度は滞在の満足度に直結するので、アリビラの3ヵ所のレストランに加えてメルキュールでの朝食も選べるというのはすごく魅力的です。
娘はドーナツを気に入ってなんと10個も食べました。

アリビラとメルキュールの相互利用サービスを最大限楽しむ裏技と注意点

実は、相互利用だとアリビラをチェックアウトしたあとでもメルキュールのプールやビーチが終日利用可能。宿泊者とビジターはリストバンドの色で区別されていますが、メルキュール宿泊者はチェックアウト当日は11時までしか利用できないのです。
その点、アリビラ宿泊者はビジター扱いなので制限がなく、アリビラのチェックアウト後も、メルキュールでアリビラの客室番号を伝えれば当日中はメルキュールのプールとビーチを利用することができます。(アリビラのフロントで確認済み)
フライト時間が夕方以降でも、最後まで沖縄のリゾートを満喫できます。メルキュールのプールエリアの更衣室は男女別で、個室のシャワーも無料で使えるのでシャンプー類持ち込めば最後にさっぱりして帰れますね。
相互利用の注意事項として3つ。
①メルキュール宿泊者との違いを把握しておく
タオルは1人1枚、プールバーはソフトドンクのみ、ビーチはアクティビティやパラソル・チェア有償
②アクセス手段に注意
無料シャトルバスは14時以降で朝食時間にはありません。車があれば5分ですが歩くと余裕で30分以上かかります。
③干潮時間をチェック
ウォーターアスレチックや磯遊びの時間が左右されます。
アリビラに泊まって2倍楽しむ!メルキュール相互利用サービスの実体験レビュー まとめ

アリビラとメルキュールの相互利用サービスは、双方のホテルの魅力を満喫できる素晴らしいサービスでした。子ども連れのファミリーには最高の思い出になるはず。→ホテル日航アリビラ宿泊者が相互利用で利用できるサービスについて(公式)
到着したらまずはアリビラのニライビーチやリゾート感あふれるプールで遊ぶのがおすすめ。移動直後でもすぐにリゾート気分を味わえます。ナイトプールも大人っぽい南国の雰囲気が楽しめます。
そして翌日はグランドメルキュールの施設をフル活用。朝食はル・サンソリエルでスパークリングワインやデザートを楽しみ、残波ビーチでは磯遊び、流れるプールでのんびり流されたり、スライダーでアクティブに滑り放題!疲れたらプールバーのソフトドリンクで一休み。
1泊でもそのまま終日メルキュールで遊べますし、連泊ならアリビラに戻るもよし、再度メルキュールに行ってナイトプールを楽しむのもよし。
アリビラに泊まるだけで2つのホテルを体験できる相互利用サービスで、楽しい沖縄旅行になりました。