ソラシド改悪!それでもまだソラシドエアを推す理由

2025年12月、Vポイント→ソラシドエアマイルの交換レートが1P=2マイルから1P=1マイルに改悪されます。もうソラシドマイルには価値がない?いいえ、改悪後もまだ大きなメリットがあります。本記事ではその理由と具体的な比較を解説します。

なぜソラシド改悪後も“使える”のか

  • 有効期限は36か月
    ソラシドマイルの有効期限は交換完了から36か月後の月末までです。たとえば、2025年11月にマイル移行が完了した場合、2028年11月末までは現在のレートで移行したマイルを使うことができます。
  • 予約が期限内ならOK
    ここで注意したいのは、マイルの期限は「搭乗期限」ではなく「予約期限」である点です。2028年11月末までに予約さえ完了していれば、実際の搭乗日はそれ以降でも利用可能であることをソラシドエアに確認済みです。今後も予約スケジュールが今までと変わらないと仮定すると、この時点で予約できるのは2029年3月下旬までの便。移行レート改悪後も、3年4ヶ月間楽しめます。
  • 比較しても有利
    さらに、改悪後も移行レート100%というのはJALやANAと比べて有利な水準です。その上、ソラシドエアの必要マイル数の方が少ないことの方が多いです。
    つまり、移行効率と必要マイル数の両面から見て、ソラシドマイルはまだ「コスパが高い」選択肢であると言えるのです。

羽田⇔九州 往復特典に必要なポイント数

エアライン 移行ルート 往復必要マイル数 必要ポイント数(P)※1
ANA Vポイント → みずほルート(70%) 15,000〜18,000 約21,500〜25,800P
JAL モッピールート(80%) 15,000〜18,000 約18,800〜22,500P
ソラシドエア(2025年11月まで) Vポイント直(200%) 14,000〜 7,000P〜
ソラシドエア(2025年12月以降) Vポイント直(100%) 14,000〜 14,000P〜

※1 各ポイントは原則1P≒1円相当。必要ポイント数は概算(時期・在庫で増減)。

ソラシドマイルには2025年11月に“移行してしまう”のが正解

  • やること:2025年11月に入ったらVポイント→ソラシドマイルへ交換。お得なレートで移行完了。有効期限は移行翌月から36ヶ月後となるため、月初に移行しても月末に移行しても同じです。Vポイントからソラシドマイルへの移行は2営業日かかるため、ギリギリを狙うと移行完了が12月になって半分のマイル数になるリスクがあります。
  • 予約タイミング:実質、予約開始直後しか予約できないつまり2026・2027・2028年の1月と8月、合計6回。
  • 注意:ソラシドマイルは特典航空券にしか使えない&特典枠は激戦。無くなっても泣かない覚悟が必要。たまに秋ごろに、マイルで機内スープやオリジナルカレンダーに交換できるキャンペーンがあることも。

補足:有効期限は「積算月の翌月から36か月後の月末」まで。期限内に予約完了していれば、期限後の搭乗日でも利用できます。※実際に利用した経験あり

よくある質問(FAQ)

Q. 移行は「申請」だけでOK? それとも「マイル移行完了」が必要?

「移行完了」が基準です。移行完了が11月であれば1日でも30日でも期限は2028年11月末です。月末ギリギリは翌月反映になるリスクがありますので、10月に入ったらすぐ移行申請しましょう。

Q. ソラシドエアカードは解約してもいい?

移行完了後は解約しても問題ありません。ソラシドスマイルクラブを自分から退会しない限り、マイルは残ります。

まとめ:ソラシド移行レート改悪でもまだお得

2025年12月以降、Vポイント→ソラシドエアの交換レートは1P=1マイルへ改悪されます。ですが、2025年11月までに交換しておけば、36か月間は従来の「1P=2マイル」で貯めたマイルを利用可能です。羽田⇔九州の往復特典はわずか7,000P〜。ANAやJALより少ないポイントで飛べるのはソラシドエアならではの魅力です。

結論:迷っている時間はありません。2025年11月までにVポイントをソラシドマイルに交換して、先に予約を押さえましょう。