SEKAI HOTEL Takaoka 宿泊記【2024年3月】
「旅先の日常に飛び込む」がコンセプトのSEKAI HOTEL。藤子・F・不二雄が子どもの頃通った高岡駅前の文苑堂書店をリノベーション。どこかあの未来型猫型ロボットを思わせる青<やわやわブルー>が随所にある映えホテル。ホテルのハードでなく、地域体験というソフトを楽めるホテルです。<PR>
地元の魅力満載のセカイホテル
「地域商店街の空きテナントや空き家をリノベーションして人の交流を生み出す」というセカイホテルのストーリーに添って、チェックイン時にネックストラップ付のパスポート?を渡されました。これを首から下げて地域のお店に行くと割引サービスがあったりするようです。地元周遊型の滞在は非常に好みなのですが、今回は予定があっての滞在のため利用できませんでした。セカイホテルの良さを100%堪能するなら、事前に予定を入れずに行くのが良いかも。
提携店舗はまだ少ないようですが、今後増えていくのかもしれませんね。コンセプトとしては星野リゾートのOMOブランドと近いですが、OMOよりも距離が近く、まるで住んでいるかのような体験が期待できます。前日に支配人の方からお電話があり、高岡での予定を聞かれてその上で色々とご提案を頂きました。それも、外資系ホテルのコンシェルジェではなく「うちも子ども4人いるんですけどね~」と世話好きな親戚と話しているかのような距離の近さです。(たくさんボケて頂いたのにうちの娘完全スルーで大変申し訳ない!笑)
アクセス
高岡駅から徒歩5分。アーケード街の中にあります。文苑堂書店の看板はそのままに、1Fはカフェ兼フロント。左に見える階段を上ると2Fと3Fが客室です。初見でどこがホテルなのかわからず、2往復しました。通りがかる人も「本屋?カフェ??」と言っていて、これは知らないとわからない秘密基地感あります。
チェックイン/チェックアウト時間
チェックイン:15:00-22:00/チェックアウト:10:00 添い寝:未就学児まで
カフェカウンターでチェックイン。前述のパスポートを受け取ったり、色見本?から好きな「青」を選ぶというプチ体験があります。1人1枚貰える、自分が選んだ青の色カードにはRGBと16進数カラーコード、和名が書いてありました。似ているようで、微妙な青の違いを楽しめます。
また、子どもにカフェのドリンクチケットを頂きました。カフェ営業時間中はいつでも使えるとのこと。チェックイン後落ち着いてから、600円の青が映えるクリームソーダで利用。別添えの青シロップを自分で入れて青く染める体験ができます。たまたまなのか、お子さま向けサービスなのかはわかりませんが疲れてぐずぐずだった娘のご機嫌がこれで一気に回復して非常に助かりました。
チェックイン後、お部屋まで案内して頂きます。客室は元々本屋さんのバックヤード。まさに「倉庫」といった風情。非日常感にテンションが上がります。ぱっと見、2Fに2部屋、3Fに6部屋でかなり小規模なホテルですね。
ドアは「カードをかざす+パスコードを入れて開く」で初めて見るタイプでした。ロックするときも操作が必要です。案内してくださったスタッフの方の説明をちゃんと聞かないと開けられないので注意。
客室
・コンパクトルーム 4.6㎡
・スタンダードルーム2 10.8㎡←今回宿泊
・スーペリアルーム4 25.2㎡
2名宿泊可能なスタンダードルーム2に宿泊。ドアを開けてすぐに見える綺麗な青のグラデーション!これは富山の立山連峰のイメージだそう。コップや洗面ボウルも綺麗な青。
本来ホテルではない建物を改装しているために電気系統や水回りが少し心配でしたが、まったく問題ありません。コンパクトルームはシャワー・トイレ共用。スタンダードルーム2は専用シャワー・トイレ。スタンダードルーム4は専用お風呂・トイレがあります。
シャンプー類はありますがハブラシ・ルームウェアは用意がないので持参必須。ハブラシはともかく、ルームウェアは持参するとかさばって観光の際に荷物になりますよね。有料でもいいので今後導入されるといいなぁと思いました。
SEKAI HOTEL Takaoka 宿泊記 まとめ
高岡の魅力をぎゅっと濃縮したようなホテルです。空の青、海の青、某未来型猫型ロボットの青、高岡青銅の青、いろんな青を感じられます。そして何よりそこに住んでいるかのような地域体験が魅力です。今回の滞在では時間的な制約があってセカイホテルを100%堪能できなかったので、ぜひまた再訪したいと思っています。
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