予約が取れない!? 冬のスイデンテラスの宿泊レビュー【2025年3月】

庄内エリアで大人気の「スイデンテラス」。水田に囲まれた開放的なロケーションに、木のぬくもりを感じる北欧風のデザイン。おしゃれな空間でくつろぎながら、庄内の美味しい食事や天然温泉を満喫できます。実際にスイデンテラスに宿泊した体験をもとに、お部屋の様子や館内ライブラリー、温泉スパや朝食について紹介。#PR
目次
3月のスイデンビュー

人気のスイデンテラスも、水田としては完全にシーズンオフの3月なら比較的予約が取れます。どんな光景なのかなと思って伺いましたが、ほぼ想像通りでした。ここに雪が積もったら、格別に綺麗なのでしょうね。自然を活かした風景ならではです。

フロントがある中央棟から3方向に宿泊棟が広がります。温泉にもレストランにもアクセスが良いG棟が一番便利ですね。レゴブロックのような作りをしているため、窓の外が中庭ビューのお部屋も結構あります。

今回はレストランや大浴場から一番遠い、Y棟をアサインされました。Y棟の客室は2階にしかない(1階はレストラン個室らしい)ため、比較的落ち着いて過ごすことができました。上記館内図で空いているスペースは何かと思ったら、このような景色を楽しめるミニスペースでした。

それ以外にも自然と調和したデザイン思想を感じさせるホテルです。リゾート地のような絶景ではないですが、素朴な自然を感じることができる滞在となりました。
アクセス
庄内空港からリムジンバスで20分。庄内空港は1日4〜5往復のみの就航なので、飛行機の到着から10分後をめどにリムジンバスが出ています。乗り遅れると、次の飛行機が到着するまでリムジンバスも来ないので注意です。「サイエンスパークパーク」バス停はホテルの眼の前です。
スイデンテラスの基本情報

チェックイン:15:30/チェックアウト:10:00 添い寝:未就学児まで
お隣の「キッズドームソライ」の13時半〜15時半までの回を楽しんだ後、チェックイン。同じことを考えていた家族連れが多くて20分ほど待ちました。それにしてもチェックイン時間が15時半というのはちょっと珍しいですね。
館内の案内として二次元バーコードが印刷された栞を渡されました。ライブラリーが充実しているホテルなので、栞なんですね。実用的でもあり、ホテルの世界観ともマッチしていて素敵だなと思いました。
そして入湯税1人150円はチェックイン時に現金で払います。
スイデンテラスの客室

・ダブルルーム/テラス付ダブルルーム/ 22㎡ ←今回宿泊
・コンフォートダブルルーム/ツインルーム 22㎡
・モデレートツインルーム 29㎡
・田園ビュー テラス付ダブルルーム 22㎡
・ハリウッドツインルーム 29㎡
・トリプルルーム 29㎡
・田園ビュー ハリウッドツインルーム/田園ビュー トリプルルーム 29㎡
・メゾネットルーム/ソライルーム 43㎡
・ファミリールーム 87㎡
宿泊棟が3棟合計で119室もあります。今回はHafH経由の予約で、ボトムのダブルルームに宿泊。スッキリとした内装と周囲がスイデンで見晴らしが良いせいか、22㎡という実測値よりも広々と感じます。
比較的新しいホテルであるものの、ベッドサイドにUSBポートがありませんでした。今後行かれる方は持参必須です。

環境に配慮してか、最近時々見るミネラルウォーターの缶がありました。ドリップコーヒーもありました(ミルクや砂糖は見当たりませんでした)。各階に製氷室や自販機もあるため飲み物に困ることはないでしょう。

作務衣・お風呂バッグ・肩掛け?毛布の3点セットもお部屋に用意されていました。お子様用の作務衣も140サイズまで用意があるそうで、チェックイン時にお声掛け頂きましたがうちのお嬢さんは既に身長150cm近いので大人用を。作務衣は胸元を止めるボタンがあって、しっかり防寒できてよかったです。
大浴場にもこのルームウェアで行けて快適でした。
源泉かけ流しの天然温泉スパ

宿泊者無料のスパは男女入れ替え制。なんと源泉かけ流しの天然温泉です。
私が泊まったときは内湯・露天風呂・サウナがある「天色の湯」が女湯でした。シャンプーコンディショナーはもちろん、脱衣所にクレンジングや化粧水もありました。ウォーターサーバーもあり、ゆっくりお風呂を楽しめます。田んぼを眺めながら露天風呂に浸かっていると、どこかから野鳥の鳴き声も聞こえてきます。
この日、男湯だった「朱鷺色の湯」は内湯のみ。露天風呂&サウナは一度出て、離れにある「月白の湯」に行く必要があります。
翌朝は男女が入れ替わるので、必要に応じて利用すると良いと思います。一つ残念だったのは、ホテルの規模に対して洗い場の数が少なく、浴場自体は混んでないのに洗い場待ちで少し待つ必要があったことです。特に冬場は寒いので、空いている時間を狙って利用したいところですね。

ライブラリー

スイデンテラスのライブラリーは、共用棟と宿泊棟に合計約2,000冊の本があるそうです。フロント横、共用棟のライブラリーは一般利用も可能で、田園風景を眺めながらリラックスして読書を楽しめます。
そしてこの宿泊者限定のライブラリーは、スパを出てすぐの場所にあり、湯上がりに読書を楽しむ贅沢な時間を過ごせる空間。アートや地域文化に関する本を中心に、かなり幅広いジャンルの本がありました。

↑私が選んだ1冊。思わず引き込まれて一晩で読み終わりました。

↑娘が選んだ本。ミッフィーとパパの会話で進み、先入観なく名画を楽しめるとても良い内容でした。
どちらのライブラリーも開放感があり、木の温もりを感じるデザインが素敵でした。本は館内で自由に閲覧でき、3冊程度であればお部屋に持ち込むのもOK!旅先でのゆったりとした読書時間を堪能できました。

地元産食材にこだわった朝食ビュッフェ

この日の地元産食材使用率は81%!白米が2ブランドから選べるほか、「玉こんにゃく」があったのは嬉しかったです。「しそ巻き」、「塩納豆」といった初めて知る郷土料理もありました。地元産にこだわっているため、米や魚、サラダといった素材そのものが本当に美味しい!そして調味料まで地元産。味噌やお塩、ドレッシングが絶品でした。

一通り少量ずつ取ってお腹いっぱいになったものの、驚くほどベビーリーフのサラダが美味しかったのでおかわり。コーヒー等現実的に地元で作れないものもあるなか、81%はかなり高い比率ではないかと思います。

今回3月の土曜泊で、8時にレストランに行ってビュッフェ台の近くの2階席は満席。奥の階段を降りて1階へとの案内でした。ガラス張りの素敵なエリアの窓際席を確保。外に丸いスパ棟が見えます。ただし階段の上り下りが発生するので、小さいお子さんがいる方は早めに向かって2階席のほうが良いかと思います。
予約が取れない!? スイデンテラスにHafHで宿泊 まとめ

冬のスイデンテラスは比較的予約が取りやすく、宿泊費用もリーズナブルです。庄内の冬を感じながら温泉スパを無料で何度でも楽しむことができるため、冬ならではの魅力を存分に味わえます。暖かい館内でのんびり本を読んだり、地元産の朝食を楽しめるのもスイデンテラスの魅力です。
また、HafHを利用すれば通常よりお得に宿泊できるだけでなく、前日まで無料でキャンセル可能な柔軟な予約システムを活用できます。特に今回は積雪により飛行機が飛ばず、当初の宿泊予定はキャンセルせざるを得なかったためHafHのこの予約システムに助けられました。
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